■下したのは「元夫の精子」提供を受け→“1人で産む”という決断
様々な方法を模索する中で、ジュリさんが最終的に決断したのは、当時まだ婚姻関係にあった夫に精子を提供してもらい、1人で子どもを産み育てるという道だった。決意を聞いた当時の夫から伝えられた言葉は…。
「『君には何もしてあげられなかった。だから僕には反対も賛成もすることもできない。父親として家族を作っていくこともできない』。受け入れて理解してもらえたのなら、その後は自分でしっかりとやっていく、そういう気持ちに切り替わりました」
子どもを1人で産み育てることを承諾してくれた当時の夫に対し、ジュリさんは強い覚悟を告げた。
「『出産とその先育児するにあたって、あなたに迷惑をかけるつもりはありません』『将来的に何か助けてほしいとか、養育費が欲しいとお願いすることはないです』と」
こうして顕微授精を経て娘を授かったジュリさん。その後、離婚した元夫とは連絡が取れるようにしたという。それは、いずれ娘が将来「自分の出自」が気になった際、元夫の意思もあるが「繋げてあげることができたらいい」と考えているためだ。
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