「多数決で変えてはいけない伝統がある」旧宮家「男系男子」養子として迎え入れる意味 皇室典範改正

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■「とんでもない話だ」旧宮家男系男子を養子に迎える意味

 今回の改正案の柱の一つが、旧宮家の男系男子を現在の宮家の養子に迎えるという制度だ。政府の案では現行の皇室典範のルールのままで、今ある宮家に未婚の15歳以上の男子が養子として入るという形をとる。養子として入った本人には皇位継承権は生じないが、その子の代からは皇族として継承が認められる。

 倉山氏は「今まで国民として生活していて、億万長者になる未来があるかもしれない方が、皇族として自由を全てなくして義務だけある生活をしていただく話だ」。さらに「悠仁殿下にお子様が生まれたら、自分の子孫が天皇になる可能性はむしろ遠い。何もいいことがない人生かもしれない。それでも悠仁殿下に何かあった時のために『人生を捧げて皇族になってください』とお願いする、とんでもない話だ」と続けた。

 拒否権については、「本人が嫌だと言ったら無理やり皇族にするわけにはいかない。ただ、法律を作っておいた上でお願いしてなっていただける方を探さなければならない。法律を作らないとお願いすることすらできないので、この5年ほどずっと揉めていた」と経緯を説明した。

■「一時の多数決で決めて、取り返しがつかなくなってもいいのか」
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