「母の認知症を受け入れられず父が包丁を…」20歳で背負った介護、フリーアナ岩佐まり(42)苦悩の日々を明かす「おむつ交換、徘徊や暴言」「頼れる母を失っていく感覚」

わたしとニュース
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■「アホちゃう、こいつ!」放たれる暴言と「頼れる母」を失っていく虚無感

 岩佐の思いを試すかのように、その後、介護の負担はますます増えていく。

「大腿骨を骨折して入院して、車椅子の生活になっていって、失禁してしまうことも増えてきて、おむつ交換も私がするようになったりとか」

 仕事と介護の両立は想像以上に大変だったそうだ。

「くたくたで帰ってきて、ここからまた介護が始まる。母の場合は認知症で、かなり暴言が飛んでくることもありましたので…」

 当時の映像にはこんなやり取りが収められていた。

「母ちゃん」(岩佐)

「なんやねん。アホちゃう、こいつ!」(母親)

「まりちゃんって誰?」(岩佐)

「知るか!」「もう帰れ!」(母親)

 岩佐は「私も精神的にやられそうになることが度々あって…」と当時を振り返る。

「母が子どものように、私が頼りたいのに私が頼られる方になってきて、どんどん母を失っていくような感じで。また一つこれができなくなった、また一つできなくなった。昔の頼れた母が恋しいっていう気持ちは今でも常にあります」

「仕事と介護を両立する過酷さ」介護中のジャーナリストも共感
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