■孤独だった介護に訪れた結婚という転機「私一人じゃなくなった」
20歳のとき、母親(当時55歳)が若年性アルツハイマーを発症した岩佐。同じ会話を何度も繰り返すようになった母親を一人で支える日々は、精神的にも肉体的にも過酷を極めていたが、2020年に大きな転機が訪れた。運命の男性と出会い、結婚したのだ。
「夫がとても支えてくれている。例えば急に予定が入ったとしても、介護があったら動けない。そこを夫が手伝ってくれて、『介護は僕がしておくから行っておいで』と言ってくれたりする」(岩佐、以下同)
今まで頼っていた病院や介護保険サービスとは別の「精神的な安心感」があるという。
「私の孤独感があったんですよ。制度はある、病院もある、お医者さんもいるんだけれども、私一人で抱えているのは変わらなかった。そこが、私一人じゃなくなった。夫がいてくれるということは、すごく大きい」
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