■喀痰吸引と授乳が重なる夜…ダブルケアに奮闘する日々
その後、岩佐は子宝にも恵まれる。介護に加え、3歳と0歳4カ月の赤ちゃんを育てるダブルケアとなり、ますます多忙を極める生活を送っている。日中はファミリーサポートなどを利用し、赤ちゃんの見守りやお世話などをお願いしているというが、夜中のケアとなると負担は一気にのしかかる。
「母が喀痰(かくたん)吸引が必要になっていまして、これが2時間おきに必要なんです。夜間も2時間おきなので私が寝られない。そこに子どもが起きて泣いて、授乳が必要だったりとか」
トータルで3〜4時間しか眠れないため、毎日が睡眠不足との闘いだ。それでも岩佐はある思いを胸に自宅でのケアを続けるという。
「母が苦しんできた姿を見ているので、母を幸せにしてあげたい。最後まで母には日常生活というものを味わってほしい。上のお兄ちゃんは、母の車椅子に一緒に乗って、母に抱きついたり。(母の)ベッドにお兄ちゃんも一緒に寝転がったりして、触れ合う時間を大事にしています」
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