「自分は詐欺師ではないか…」テイラー・スウィフトも告白する“インポスター症候群”とは?背景に社会的構造の問題「自分の能力に疑い」「環境や状況によっても」公認心理師が解説

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■「自分は詐欺師」著名な女性リーダーや世界的歌手も悩む自己否定の心理

臨床心理士・公認心理師の塚越友子氏
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 インポスター症候群の「imposter」は英語で「詐欺師」を意味する言葉で、「症候群」という名称がついているものの医学的な疾患ではない。塚越氏は、インポスター症候群の状態について次のように説明する。

「必要な能力を持っているにもかかわらず、自分の能力に疑いを抱き、まるで詐欺師のような気分になってしまう状態。生まれつきの変えられない個人の性格・特性というよりは、置かれている環境や状況によって強く引き起こされる」(塚越氏、以下同)

 この現象は、アメリカのオバマ元大統領夫人のミシェル・オバマ氏や、世界的な歌手のテイラー・スウィフト、旧FacebookのCOOを務めたシェリル・サンドバーグ氏など、華々しいキャリアを持つ著名な女性たちも、かつて自らの実力を疑う感覚に悩んでいたことを公表している。

 ミシェル・オバマ氏は、名門プリンストン大学を卒業し、弁護士やファーストレディーとして活躍した。しかし、学生時代に教師から「プリンストンに向いていない」と言われたことがきっかけで、その後もそうした思いを抱え続けていたという。

「成功するのは男」社会的構造がもたらす罠、実は男性にも?
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