「自分は詐欺師ではないか…」テイラー・スウィフトも告白する“インポスター症候群”とは?背景に社会的構造の問題「自分の能力に疑い」「環境や状況によっても」公認心理師が解説

わたしとニュース
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■「成功するのは男」社会的構造がもたらす罠、実は男性にも?

 なぜ、これほどまでに輝かしい成功を収めた人々が「自分には実力がない」と思い込んでしまうのだろうか。塚越氏は、その背景にある社会的な要因について分析する。

「女性はマイノリティーであり、社会的なステレオタイプ脅威にさらされていて、『成功するのは男だ』とか、成功した人たちが『そこにいちゃいけないんじゃないか』みたいな気持ちになることが多い。インポスター症候群は単なる自信のなさとは違った意味で、個人的な要因だけではなく、社会的な構造も絡み合って陥る心理現象」

 また、かつては成功した女性に特有の現象とみられていたが、研究が進むにつれて、現在では男女問わず多くのビジネスパーソンが同様のプレッシャーに直面していることが分かってきたという。

「今では女性に限らず、男女とも半数半数。(男性も)同じぐらいインポスター現象をキャリアの中で一度は経験している。(インポスター現象は)個人の心理的苦痛にとどまらず、職務満足度の低下、バーンアウト(燃え尽き)の増加、意思決定能力の低下、リーダーシップの有効性の低下にまで及ぶため、職場における課題として重要視されている」

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