クルーザー級“絶対王者”のターザンは34連勝無敗、30KOという脅威的なレコードを更新中。K-1ではRUI、カルロス・ブディオ、マハムード・サッタリと次々と重量級の強豪をなぎ倒してきた。当初決定していたルーカス・アハテルバーグ戦の代打はK-Jee。九州を拠点に持ち2020年には福岡の地で当時の王者シナ・カリミアンを衝撃のKOで撃破するアップセットの再現を狙う"漢気参戦"となった。
1ラウンド、ゴングとともにターザンがプレッシャーをかけ、前後のステップで動きながらローを蹴り、プレスをかける。K-Jeeもミドルやワンツーを返すが、開始30秒ターザンの力の抜けた左ストレートでK-Jeeが後方に吹っ飛んでダウンする。
タイミングと力の抜けた弱いジャブぎみのパンチだが「スコーン」と鈍い音が響くと、実況席の魔裟斗は「何だあのパンチ!? なんで? なんであれで倒れる?」と困惑を隠せない様子。
倒れたK-Jeeは天を仰ぎしばしフリーズ。魔裟斗は「今のアゴでもない、そこまで吹っ飛ぶパンチじゃないよね、おでこのあたりだよね」と解説を続けるが、その見た目以上の破壊力にファンから「すげーパンチやなぁ」「目が飛んでる」「人類超えてる」と驚きの声が並んだ。
その後立ち上がったK-Jeeは左フック、右のパンチで前に出て反撃するが、最後はターザンの右ハイキックを被弾。ロープにもたれかかるようにスタンディングダウンのままKO負けとなった。
魔裟斗が実況で「なんであれで倒れる?」とコメントしたとおり、当たったシーンでは軽く放ったいうなれば"猫パンチ"のような一発だが、スローリプレイでは被弾とともに頭ごと吹っ飛ぶ脳が揺れた状態。実は昨年9月に左手の骨折で、小指と薬指、さらに手の甲と複数の手術を経てからの復帰戦で衝撃の"病み上がりの左"での勝利。ターザンが圧倒的な強さで福岡大会を締めくくった。
この記事の画像一覧

