7月22日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、7月28日、29日に行われる「マイナビオールスターゲーム2026」を前に、過去の名勝負を特集。その中で紹介されたのが、2006年のオールスターで生まれた“力と力”の激突だ。
神宮球場で行われたこの試合。9回表、3-1とセ・リーグがリードする場面でマウンドに上がったのは、阪神の守護神・藤川球児。この年、プロ野球記録となる35試合連続無失点を達成した絶対的右腕だ。
迎え撃つのは、パ・リーグを代表するスラッガーで打点王のアレックス・カブレラ。球界屈指の剛腕と最強打者による対決に、球場の視線が一斉に集まった。
すると藤川は、まさかの“全球ストレート”を予告。この異例の宣言に、カブレラも思わず笑みを浮かべる。
初球は内角へ外れてボールとなるも、2球目は外角へ鋭く決まり、カブレラの豪快なスイングは空を切った。スタンドのボルテージは一球ごとに上昇していく。
そしてカウント1-2からの4球目。藤川は迷うことなく再びストレートを選択。全身を使って投じた“火の玉ストレート”は高めへ伸び上がるように決まり、カブレラは再び空振り。圧巻の三振で、真っ向勝負に終止符を打った。
駆け引きではなく、力と力のぶつかり合い——。それでも勝負が成立するのは、両者が一流だからこそだ。藤川球児の覚悟とプライドが詰まったこの対決は、オールスター史に刻まれる“究極の真っ向勝負”として、今なお語り継がれている。
(ABEMAスポーツタイム)
こんな記事も読まれています




