■ソロ・シコアが率いる悪のユニット「MFT」に襲われる中邑真輔 復活する姿が待ち遠しい

WWEスーパースターたちは基本的には週に一度のテレビショーに足を運ぶことになっています。日本のプロレス団体とは違って、各自で飛行機を予約して、空港からレンタカーを借りて自力で試合会場に行かねばなりません。航空運賃は会社の負担ですが、宿泊費に関しては自前。中邑の場合、試合後は即ホテルに移動し、軽く夕食を済ませてベッドに入ると、翌朝のフライトで自宅に戻るという生活を繰り返しているそうです。
出番は試合に限らず、バックステージだけ、あるいはテレビに映らないダークマッチやハウスショーの可能性もあります。WWEユニバースならご存じの通り、日本のプロレスと違って、前もって対戦カードが発表されることは多くありません。つまり、我々が目にする「RAW」「SMACKDOWN」の試合は、変更に次ぐ変更の上に成り立ったものなのです。
中邑のようなベテランであっても、試合をするつもりで会場に行ったのに休みになることもあれば、休みのはずが、突然呼び戻されることもあります。本人は「もう慣れました」と笑いながら言いますが、日本では考えられません。ストーリーラインによって起用が左右されますし、ここ一年は若手の起用が進んでいるので、競争はますます激しくなっています。したがって、突然巡ってくる試合で最高のパフォーマンスを見せられるよう、準備しておく必要があります。したがって、中邑真輔の日常は試合に向けての練習が第一です。ウエイトトレーニングはもちろん、46歳になった今も格闘技ジムへ足を運び、ムエタイや柔術のトレーニングを積んでいます。ちょうど私がオーランドを訪れた期間にはムエタイのクラスに参加。20代の若者と交代で、ヒザ蹴りやキックをミットに打ち込むハードなもので、息を荒くして汗だくで座り込む姿は、まるで「キンシャサ」という刀を研磨しているようにも見えました。
■精力的にジム通いや弓道を行い“来る日”に向け研鑽を怠らない
