中邑真輔の“気になる今”を訪ねて―― プロレス実況・清野茂樹、片道24時間の長旅で目にした“たゆまぬ努力” 改めて思いを強くした自らの使命

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■精力的にジム通いや弓道を行い“来る日”に向け研鑽を怠らない

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 さらに、初段の腕を持つ弓道の稽古にも同行させてもらいました。こちらは静寂の世界。中邑の言葉を借りると「弓を引くための様々な作法は、感覚を刺激する身体との対話」だそうです。また、弓道と並行して稽古を積む空手や居合術は、以前のサムライキャラの役作りに活かされたとか。オーランドの都市部から道場まで中邑の運転する車の助手席から1時間半、目の前に延々と続く一本道を眺めていると、改めてアメリカという国の広大さを感じ、異国の地での苦労を想像してしまいます。

 さて、オーランドと言えば、WWEの養成機関であるパフォーマンスセンターがあることでも知られています。中邑に案内してもらって中に入ってみると、倉庫のような高い天井の建物内にはリングが5つ、その周辺にウエイトトレーニングのマシンがずらりと並べられていていました。アメリカは何から何まで大規模です。

 訪れた時間はちょうど「NXT」に所属する若いスーパースターたちが練習中で、メインロスターである“シンスケ・ナカムラ”の姿を見つけたコーチや関係者が次々に挨拶にやってきました。その中には、引退したばかりのAJスタイルズの姿も。中邑とAJは過去に何度も名勝負を残し、昨年秋の日本大会では引退を控えたAJのメッセージを中邑がリング上から日本語で代弁するなど、固い友情で結ばれています。2人が笑顔で抱き合って旧交を温める姿を至近距離で目撃できたことは幸運でした。

■WWEの熱狂を生み出す原点ともいえる場所「パフォーマンスセンター」
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