“地震ごっこ”は不謹慎?大人たちはどう対応すべきか
こういった子どもたちの反応に対し、災害医療福祉学が専門の岩手県立大学・高木善史准教授は、「地震ごっこは、言葉にしにくい体験や不安を遊びで表現して、自分なりにストレスを解消しようとしているということ。周りは『不謹慎』と咎めずに、ほかの人に迷惑をかけない範囲で遊んでいる場合は見守りをしてほしい」と話している。
教育経済学者で慶應義塾大学教授の中室牧子氏は、高木氏に同意した上で、自身の見解を語る。
「よく公衆衛生の研究者などが、ストレスを発散するって、発散するって非常にうまく言い得て妙な言葉だと言う。要は、ストレスって外に出さないといけないという意味だと思う。子どもたちは、まだいま自分たちがどういうその心境の変化があったか、どういうストレスを感じているかをうまく言語化できなかったりすると思うので、彼らの行動や言葉を過度に抑制することなく、外に発散させてあげることってすごく大事だなと思う」(中室牧子、以下同)
中室氏「専門家の派遣が重要なのでは?」
