「不動産が“格差再生産の装置”に」日経新聞記者が警鐘 10年で2倍、20年で3倍に…東京の新築マンション価格高騰の裏に「空中族」の存在?「住んでいるだけで『億り人』になる人がゴロゴロ」

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働いても働いても…なぜ家が買えない状況に?

なぜ働いても家が買えないのか
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 ではなぜ、ここまで家が買えない状況に陥ってしまったのか。『なぜ働いても家が買えないのか』の著者で不動産業界に詳しい日経新聞の外山尚之記者は、「不動産価格の上昇に賃金の上昇が追いついていない」と現状を解説。「マンションが投資商品のように扱われるようになり、上昇が上昇を呼ぶサイクルが十数年続いてきたことが最大の理由」と指摘する。

「特にタワマンなどはじりじりと価格が上がっていたため、『ここを買って5年間住んで売れば、利益が取り出せるのではないか』と考える人が増えた。引っ越しを繰り返す『空中族』のような人もいた」(外山尚之記者)

 また一番大きなトリガーは、「市中のお金を一気に増やし、金利を下げて借りやすくした」アベノミクスの金融緩和だと分析。

 さらに外山記者は、実需(=実際の需要)でありながら半分は投資目的という「半投半住」で家を買う層の存在に触れ、「住んでいるだけで『億り人(=資産一億円超え)』になるような人たちがゴロゴロいる。不動産が“格差再生産の装置”として機能するようになってしまっているのではないかと危惧している」と警鐘を鳴らした。

背景に“東京特有の事情”も?
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