将棋の第39期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局が8月4日に行われ、柵木幹太五段(28)が服部慎一郎七段(27)に71手で勝利した。藤井聡太竜王への挑戦権をかけた注目の三番勝負は、柵木五段が先勝。最高峰タイトル挑戦という“竜王戦ドリーム”実現まで、あと1勝に迫った。
先手番となった柵木五段は、得意とする相掛かりを採用。服部七段も力戦調の将棋を志向し、じっくりとした序盤戦となった。中盤、方針を決める玉上がりで長考に沈んだ柵木五段だったが、その後は端の歩を突いて果敢に動きを見せる。対する服部七段も、玉を寄って直接攻撃を受ける「顔面受け」の勝負術で応じ、盤上は一気に緊迫した。
勝負を決めたのは柵木五段の巧妙な一手だった。歩を成り捨ててから敵陣深くに角を放つと、これが服部七段の意表を突く鋭い攻めに。そのまま一気に攻め倒し、鮮やかな快勝で初戦を飾った。
柵木五段、服部七段の終局後のコメント




