将棋の第74期王座戦挑戦者決定戦が8月5日、東京・千駄ケ谷の「将棋会館」で行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)と広瀬章人九段(39)が現在対局中だ。伊藤匠王座(叡王、23)への挑戦権獲得を懸けた大一番は、後手の藤井竜王・名人が優位に立ち、白熱の終盤戦の中、午後6時の夕食休憩を迎えた。
振り駒で広瀬九段の先手番となった本局。相掛かりの出だしから、広瀬九段がいきなり前例のない形へと持ち込む工夫を見せた。対する藤井竜王・名人は想定の範囲内だったか動じる様子はなく、飛車の捕獲を目指す強気な指し回しで応戦。序盤はスローペースでの進行となったものの、水面下では両者による繊細な駆け引きが繰り広げられた。
中盤、飛車角交換が行われたあともしばらくは駒組みが続いたが、先手の広瀬九段が動きを見せたことで本格的な戦いが開戦。しかし、ここから後手の藤井竜王・名人が鋭い反撃に出て盤上の主導権を握る。藤井竜王・名人が迫力のある桂跳ねを見せ、局面は一気に終盤戦へと突入した。
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