「8階にどうやって描いた?」日光鬼怒川・廃ホテルに“巨大落書き” 「10分あればいける」「無許可で描かれた可能性」現役アーティストらが見解

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高所作業のプロが感じた“疑問”

 所有者に無断で描かれたものであれば、犯罪行為にあたる可能性がある。一体、この巨大な壁画は、誰がどうやって、この場所に描いたのか。4人の“賢者”たちに推理してもらった。

 「屋上からロープを垂らしてぶら下がったんだと思う」と推測するのは、橋や高層ビルなど足場のない高所で作業を行う、ロープアクセスのプロフェッショナルである「特殊高所技術」取締役の川村裕也氏だ。

「ぶら下がること自体に、大きな音を出すとかはない。一番目立たないかなとは思う。ただ、(ロープ1本だと)左右に振ることはできるが、振った先に留まっておくことは、振り子運動になるため無理だ」

 川村氏らが行う手法は「ロープをもう1本垂らしておく。何本か垂らしておけばV字になるため、左を引っ張れば左に行き、右を引っ張れば右に行く。振った先にもう1本ロープがあり、そちらに引っ張られるため、振った先にとどまれる」といったもので、「多分そうしている」と予想する。

 しかし「ちょっと1点疑問に思ったのが、ロープにぶら下がっているということは、壁にひっついている状態。離れて見ることができない。これだけきれいに描こうと思ったら、ちょっと近すぎて、遠くから1回見ないと分からないと思う。『よく描いたなぁ』という印象はある」とも語る。

「許可あり」と「無許可」の違い
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