「走って逃げなかったら…」店内で被災したシングルマザーのカフェ店主、自身も被災しながら支援物資の拠点に「いま自分にできることを」

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なぜ被災者みずから支援を?いま必要なものは?

 地震発生時は「店内にいて営業中だった。子どもは夏休みだったので実家に母といたが、すぐ机の下に隠れて大丈夫だった」という。

 自分自身も被災者だが、なぜ支援に尽力するのか。「10年前の熊本地震の時、私は東京にいて渋谷で募金活動をしたが、自分が実際に体験すると、立てずに、震えも止まらず、すごく怖い思いをした。断水や停電で不安な夜を過ごす中、お店が営業できない今、私ができることは何かと思ったときに、みんなの力になりたいと感じた。『いま困ってることない?』とか、ちょっと話せただけで楽になる。今できることを精いっぱいやりたいと、皆さんの力を借りつつ、物資をたくさん送ってもらい、皆さんを助けられたらと思っている」。

 不足している物資について聞くと、「水はたくさん届くが、びっくりするくらいなくなる。トイレも流れない。ちょっと水が出ても、濁っていて使えない。お米を炊く水もない。赤ちゃんの粉ミルクも足りない、すぐになくなる」と答える。

 断水の復旧めどは立っているのか。「『8月末までには必ず』と聞いたが、どうなるか…」「みんな水風呂を浴びていたり、この時期なので『お風呂に入れないのはつらい』という声を聞く」。

 車中泊の被災者も多いが、ガソリンの供給状況はどうなのか。「地震直後は、どこのガソリンスタンドも開いておらず、開いていても長蛇の列。『何リットルまで』『何千円まで』と規制もかかっていた。やっとガソリンが通常通り入れられるようになった。車中泊の人も減ってきていたりはする。でも車中泊で亡くなったお年寄りの方もいて、胸が苦しくなった」。

「少しでも皆さんを笑顔にできたらと…」
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