西島秀俊「この映画の中に綺麗ごとはありません」障がい児を育てる家族の涙に共感…映画『時には懺悔を』心を揺さぶられた撮影の裏側

西島秀俊
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「この映画の中に綺麗ごとはありません」ご家族の涙と「本当の感情」に触れた試写会

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――障がい児を育てているご家族と一緒に完成作を鑑賞されたそうですね。

西島:上映後にご家族の方々が泣きながら「この映画に描かれている感情が本当の感情です」と仰られて…そのことが、心に深く残っています。この映画の中に綺麗ごとはありません。驚くようなセリフも出てきますが、それも真実の一部です。しかし同時に、この作品では、自分がサポートしているつもりが、実は小さな命に支えられていた、ということが描かれています。そして、劇中の登場人物たち同様に、現実においても小さな命の光に救われて希望を持っている。ご家族の方々の「本当の感情」とは、それら全てを含めての言葉だと受け取りました。通常、自分が参加した作品の試写では、客観的に観るのが難しく、どうしても自分の演技の細かい部分が気になってしまうのですが、今回はそんな事は考えずに観ていました。自分が出演しておいてなんですが…本当に感動したんです。

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西島 秀俊(にしじま ひでとし) 
1971年3月29日 東京都出身
大学在学中より俳優活動を始め、1992年に本格デビュー。2021年公開の映画『ドライブ・マイ・カー』では、第45回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞、第56回全米映画批評家協会賞 主演男優賞などを受賞した。ドラマ『きのう何食べた?』シリーズや、映画『首』、『スオミの話をしよう』、『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』、配信『Sunny』、『人間標本』など、国内外の映画・テレビドラマ・配信作品に出演。

ヘアメイク:HARUKO ICHIKAWA(ひつじ)
スタイリスト:オクトシヒロ

取材・文:石井隼人
写真:You Ishii

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