極限のプレッシャーがかかる盤上とは対照的に、控室で見せる和やかな雰囲気もチームの大きな魅力となっている。試合の合間には、監督の森内俊之九段(55)や阿久津主税八段(44)らベテラン勢とともに全員でお弁当を広げる「もぐもぐタイム」を満喫。また、チームスポンサーからの差し入れのスイーツを巡ってメンバー全員で大盛り上がりする場面もあり、普段はポーカーフェイスの伊藤二冠が笑顔を見せるなど、リラックスした空気がチームの結束力を高めていた。そして、大きな注目を集めたのが、敗者復活戦のエンディングで披露された岩村四段の美声だ。大物級の度胸は、準決勝の舞台でも披露されるのか、期待は高まるばかりだ。
準決勝第一試合で迎え撃つ相手は、中国・四国ナヴィセトスの糸谷哲郎九段(37)が監督として率いる強敵だ。先手番の獲得から盤上の攻防まで、一切の隙がない相手に対し、横浜がどのような戦略で挑むのか。激しい闘志を燃やす心拍王、冷静沈着なエース、そして度胸満点のルーキーが織りなす戦いぶりと、盤外の魅力あふれるチームワークから目が離せない。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

