暴行を加速させた“集団モード”
なぜ誰も止めなかったのか。暴行を途中で終わらせることはできた。男性の交際相手・八木原被告が「もうやめて」と言えばよかったはずだ。
しかし、川村被告によると、「八木原さんに『許す気ないの?』と聞きました。すると『まだ、もっとやって、許す気ないし』と言って、暴行が続きました」という。
裁判官の「どうなったら、この暴行が終わると思っていましたか?」との質問に、川村被告は「八木原さんが許したら終わると思っていました」と返した。
主犯格とされた川口被告は「疲れた、やめない?」と、3回ほど八木原被告に確認したというが、暴行は続いた。
鑑定医はこの状態を“集団モード”と呼んだ。「誰も『やめよう』としなかったのが異様。止める人がいなかったから形成された」。
法廷で明かされた“被告の生い立ち”、下された判決は
