「頭部や顔面は、出血していないところがないほど」
10月の北海道。当時の気温は2度ほど。意識の薄れた男性は、全裸のまま置き去りにされた。被害者が死ぬとは誰も思わなかったという。そして、川口被告は「飯行くぞ!」と、その場を離れた。
その後、被害者は通行人に発見され、救急搬送。翌朝、搬送先の病院で、死亡が確認された。死因は外傷性ショック、全身の血液の2割から3割を失っていた。「特に被害者の頭部や顔面は、出血していないところがないほど、損傷がひどく……」(札幌地裁)。
被害者を公園に置き去りにした後、八木原被告は帰宅。残った5人は奪ったキャッシュカードで、12万7000円を引き出していた。分け前は、川口被告が9万円、川村被告ら3人は1万円。7000円だった少年Aは不満をぶつけた。「なんで、7000円よ。俺、頑張ったべ」。
川口被告は被害者のスマートフォンを破壊し、衣類や持ち物を川へ捨てた。
暴行を加速させた“集団モード”
