限界集落の生き残り策なのに…シャインマスカット大量窃盗 「日本は盗まれない」前提が崩壊の現実

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被害届は「何百房も盗られるようになって」から

 久米南ぶどう部会の大山正紀部会長は「(窃盗が)3年くらい前から増えてきた。少しだけ盗られても農家もわからない。大胆に何百房も盗られるようになって、警察に被害届を出すようになった」と振り返る。

 3年前から窃盗被害に苦しんでいた久米南町のぶどう農家たちだったが、2026年8月、ついに容疑者がつかまった。窃盗の疑いで逮捕されたのは、倉敷市に住む無職の男(42)。7月17日から18日にかけて、ビニールハウスからシャインマスカット約200房、40万円相当を盗んだ疑いだった。男は「ネットで売って生活費にしていた」と、ほのめかしているという。

 窃盗にあった農園の関係者は「収穫のやり方はビニール袋に入れて雑かなと思った。箱に入れて、そこは丁寧にやるんだな」とコメントする。

 盗るときは雑に、売るときは丁寧に。ただし、今回の容疑者と、水野さんの畑を荒らした人物との関係はわかっていない。

全国各地で高級フルーツの盗難、“盗まれない”という前提
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