限界集落の生き残り策なのに…シャインマスカット大量窃盗 「日本は盗まれない」前提が崩壊の現実

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被害は売上だけでなく…

 苗を植えてから、安定したお金になるまで約5年。初期費用は数百万円かかるという。

 水野さんによると、「1時間くらいで、今回取られた房数なら収穫できてしまう。1人でも」という。時間をかけたハサミの苦労を簡単に盗んだ罪は重い。報道を見てこみ上げたのは怒りだった。

「(押収品に)黒いビニール袋が写っていた。たぶん(ぶどうを)あれに入れて、ガサガサと持っていったのだと思う。盗むのもどうかと思うが、雑に入れて持って帰るのも、嫌な気分になった。盗むならきれいに盗んでよ。売上が減るというのもあるが、パートさんやアルバイトさんなど、たくさんの方が携わってくれた。一生懸命やってくれましたし、『いいブドウができるといいね』と言いながら作業したので、その人たちの思いを考えると、お金よりもそっちの方が腹が立つ。申し訳ない気持ちもあるし…」。

 水野さんは2年前、窃盗被害に遭った露地栽培の畑に、防犯カメラを設置した。

「露地は囲いがないので入りたい放題。これから露地栽培ものの収穫が始まるので、防犯カメラはつけないといけないだろうが、それ以外に方法があるなら逆に教えて欲しいくらい」

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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