かつてプロの「棋士」を養成する奨励会に所属し、最高位の三段リーグで四段昇段まであと一歩に迫りながらも、年齢制限により2021年に退会した西山白玲。その後、女流棋士に転向し、豪快な指し回しを武器に圧倒的な実績を積み重ねてきた。2024年から翌年にかけて挑戦した棋士編入試験では惜しくも不合格となったが、新規定によって再び開かれた「棋士」への扉を自らの手でこじ開けようとしている。
その行く手を阻む相手は、最大のライバルである福間女流四冠だ。現在、8つある女流タイトルを両者で4つずつ分け合っており、まさに現在の女流将棋界の頂上決戦と呼ぶにふさわしい顔合わせとなった。
前夜祭に登壇した西山白玲は、大勝負を前に「一局一局を丁寧に指していければいいな思います」とコメント。一方、タイトル奪取を狙う挑戦者の福間女流四冠も「東京ディズニーランドの近くでの対局は初めてで、こういった場所で対局できることを大変幸せに思っております。力を出し切れるように頑張っていきたいと思います」と語り、闘志をのぞかせた。
歴史的な偉業への期待と、最高峰の対局への熱気が交錯するヒューリック杯第6期白玲戦七番勝負第1局は、22日午前9時に開始される。
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