藤井竜王・名人擁する北関東が3勝2敗で一歩リード!接戦制し決勝進出決めるのはどっちだ…いざ勝ち抜き戦の第2ステージへ/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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 1勝1敗で迎えた第3局は、北関東監督の羽生善治九段(55)と九州の西田拓也六段(34)が激突。西田六段がチームの助言を受けて1分4秒を投じ、40秒の羽生九段から先手番をもぎ取ると、羽生九段は「裏を取られました(笑)」と苦笑いを見せた。しかし、盤上では意表の雁木を志向した西田六段に対し、羽生九段が終始圧倒する展開に。解説を務めた鈴木大介九段(52)が「複雑な将棋だったが、玉に対する距離感に差が出た」と評した通り、最後は西田六段を受けなしに追い込んで88手で快勝した。

 続く第4局は、北関東の佐藤天彦九段(38)と九州の永瀬拓矢九段(33)の対局。1分の入札で先手番を獲得した永瀬九段が、銀冠の堅から相手の攻めを呼び込む受けの名手らしい指し回しを炸裂させ、111手で快勝して再びスコアをタイに戻した。

 両チーム一歩も譲らずに迎えた第5局の大一番では、北関東の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)と九州の深浦康市九段(54)が激突した。「対抗しようかな」と1分13秒を入札した藤井竜王・名人に対し、深浦九段は強気の1分30秒を投じて先手番を獲得。注目の対局は雁木の出だしとなり、序盤は“雁木王”の異名を持つ深浦九段のペースで進んでいった。持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算される過酷なフィッシャールールの中で、盤上は激しい叩き合いに発展。しかし、終盤の寄せ合いで一瞬の切れ味を見せた藤井竜王・名人が見事に抜け出し、絶対王者の貫禄を見せつける鮮やかな勝利を飾った。

 熾烈なシーソーゲームとなった前半戦の第1ステージを終え、北関東が3勝、九州が2勝と北関東が一歩リードする展開となった。そして、ここから始まる第6局以降の「第2ステージ」は、第1ステージで勝利した棋士のみが出場できる過酷な勝ち抜き戦となる。連投の疲労やプレッシャーがのしかかる中で、勝者はどこまで星を伸ばせるのか。最強のドリームチームがこのまま押し切るのか、それとも勢いに乗る不死鳥が逆襲を見せるのか。決勝の舞台を懸けた総力戦は、いよいよクライマックスへと向かう。

◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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