【政局解説】“チーム高市”再編か 同時に水面下で進む「ポスト高市」レース キーマンたちの思惑と9月内閣改造

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9月人事の注目は「維新の入閣」

 そもそも、総理の人事の裁量とは?「高市氏は人に相談しないで決めるだろう。総理大臣の人事権はある意味、聖域だ。これまでは、派閥の領袖などに相談して、意見を集約するタイプの総理もいた。一方で高市氏は、進次郎氏の父・純一郎氏も、安倍晋三氏もそうだったが、基本的には人に相談しないため、読みにくいところがある」。

 内閣改造や党役員人事は、なぜ9月に行われる可能性が高いのか。「党役員の任期が毎年9月のため、それに合わせて変える。ただし高市政権は発足して1年もたっていないため、全員続投になることもあり、過去にそういう例もあった」。

 しかしながら、「高市総理は今回、維新から1人閣僚を入れて、自維連立を強くしようと思っている。チーム高市の立て直しも必要だ。国会が混乱して、党や霞が関との関係もギクシャクしたため、立て直しという意味で9月は断行するだろう。ただ、全員ひっくり返すようなことにはしない。確実に留任するであろう木原稔官房長官と相談しながら決めていく」と予想する。

 維新入閣時のポストは、どこが考えられるか。「一つ言われているのは総務大臣。大阪都構想や副首都構想は地方分権の話で、担当するのは総務大臣。閣外に出たいと周辺に言っている林氏とも、きれいに入れ替わる。ただ一方で、総務大臣はNHKや電波行政、郵便など大きな権限を持っている。地方自治の影響も考えると、維新に渡すには重すぎる。省庁を持たない“副首都特命担当大臣”などにする案も浮上している」。

総裁選での“ライバル”は、どう動く?
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