将棋の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負第4局で挑戦者の伊藤匠二冠(叡王、王座、23)に敗れ、シリーズ成績が2勝2敗のタイとなった藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)。激闘の末に敗北を喫した直後にもかかわらず、終局後の感想戦で見せた“満面の笑み”と楽しげな様子が、多くの将棋ファンの胸を熱くさせた。
現在、将棋界の全8タイトルのうち六冠を保持し、第一人者として君臨する藤井王位。残る2つのタイトルを持つ同学年のライバル・伊藤二冠と繰り広げた本局は、極限のねじり合いが続く歴史的な名勝負となった。勝負がついた直後の感想戦は重苦しい空気になることも少なくないが、この日の両者は違った。共に将棋の真理を追求しようと、盤を挟んでじっくりと時間をかけ、時折弾けるような笑顔を見せながら局面の検討を進めていったのだ。
「“将棋は難しい”、と思うしかないですね(笑)」




