将棋の「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」第5局が8月26日、徳島市の「渭水苑」で対局を開始した。防衛と7連覇を目指す藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)に、王位初挑戦の伊藤匠二冠(叡王、王座、23)が挑む最高峰のシリーズ。ここまで2勝2敗のタイで迎えた終盤戦の極めて重要な一戦は、藤井王位の先手番で幕を開けた。
開幕局となった第1局は、挑戦者の伊藤二冠が白星を飾り好発進。しかし、続く第2・3局では藤井王位が王者の意地を見せて連勝し、シリーズの主導権を握ったかに見えた。それでも、異例のトラブルに見舞われた前回の第4局では、伊藤二冠が死闘の末に盤上の流れを引き寄せて逆転勝利を収め、スコアを再び五分に戻している。両者譲らず2勝2敗で迎えたこの第5局は、勝者がタイトル獲得(防衛)に「王手」をかけることになり、今後のシリーズ展開を決定づける絶対に負けられない大一番となる。
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