18年かけて作られた景色が…
高原を下った先に、ひまわりが咲いている場所があった。村松氏は「湖南地区では、唯一残っているのはここだけ。本来であればこういう感じで高原の方も9ヘクタール。360度ひまわりのパノラマが観られるはずだった」と、ひまわり畑を見つめた。本来なら、あの高原すべてが同様の景色になるはずだった。
増子さんには今年のひまわりを見せたかった人たちがいた。9月に開く、80歳の同級会。集まるのは17人だ。18年かけて作ってきたこの景色を最後に観てもらうつもりだったが、叶わなかった。
増子氏は「『80歳の同級会、今後どうする?』と聞かれるが、もうダメだね。シカには負ける。防護柵なんてやりきれないよね。ガッカリしてしまった」と肩を落とした。
人と野生動物がどう折り合って暮らしていくのか。高原には新たな課題が残されている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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