将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」の決勝戦が8月29日午後4時から生中継される。5本先取のフィッシャールールや、持ち時間を削り合う新ルール「先手番入札制度」がもたらす極限の心理戦を勝ち抜き、最強地域の座をかけて激突するのは、北関東ブリッツァーズと中国・四国ナヴィセトスの両陣営だ。
大一番を前に、同業の棋士たちも盤外の要素に熱い視線を送っている。横山泰明七段(45)と、決勝戦で実況解説を担当する戸辺誠七段(40)の間では、対局中の「心拍数」が話題に上った。
これまでの予選でも実況を担当し熱戦を見守ってきた戸辺七段によれば、持ち時間が減り局面が激しくなる終盤には心拍数が上がる棋士が多いという。横山七段が「動きが激しい人の方が高いのかなと」と分析すると、戸辺七段も「揺れてバチーンと来ますもんね」と同意し、パッションで勝負するタイプとしてTDIルシーグ横浜の斎藤明日斗六段(28)やKOYOHD ノース・トラッズ神戸の佐藤康光九段(56)らの名前を挙げた。
「かなり心拍数上がっているので、かなり“情熱タイプ”なんだなと」
