【WRC世界ラリー選手権】第11戦 ラリー・パラグアイ(8月27日―30日)
第11戦を迎えた世界ラリー選手権。南米パラグアイの荒れたグラベル(未舗装路)ステージで、トヨタの“新星”のマシンがリアウイングの一部を脱落させて横転しかけヒヤリとさせられる場面があった。
第9戦エストニア、第10戦フィンランドと2連勝を果たして覚醒した感のあるサミ・パヤリは、年間王者争いでも2位に浮上。今大会も競技初日デイ1から好調で、午前中にマシントラブルで少しロスしたものの、午後のSS7でベストタイムを記録するなどして、デイ1を総合首位で終えていた。
特殊な赤土で滑りやすくなっているパラグアイの路面により、同僚の勝田貴元をはじめ、多くのドライバーがタイヤトラブルやアクシデントに見舞われていたが、デイ2のSS11では、ついにパヤリのマシンも予期せぬ事態に遭遇する。
ステージ終盤、森林エリアからコース両脇に背の高い草むらが広がる草原エリアへと抜けるあたりは、路面が荒れているにも関わらず、かなりのハイスピード区間になっており、疾走するパヤリのマシンのスピード表示は最高速200km/hに達していた。
車体が45度ほど傾くも大事には至らず3連勝
