8月29日に生中継された将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」の決勝戦は、真夏の夜を焦がす極限の死闘となった。持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算される過酷なフィッシャールールのもと、5本先取で争われた頂上決戦。見事に5勝2敗で北関東ブリッツァーズを下し、歓喜の優勝を決めたのは中国・四国ナヴィセトスだった。そのフィナーレとなった第7局では、盤上の絶対王者がかつてないほどの極限状態に追い込まれ、日本中が息を呑む劇的なドラマが生まれた。
【映像】「新世界」と同テンポ!? 藤井六冠が175bpmを記録した瞬間
中国・四国が優勝に王手をかけ、北関東が2勝4敗と後がないカド番で迎えた第7局。大注目の一戦は、北関東の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)と、中国・四国の吉池隆真四段(22)が激突した。「先手番入札制度」で、藤井竜王・名人は「ちょっとわからないですね…」と悩みつつも「0秒には勝つということで」と1秒を入札。対する吉池四段は「やりたいことがある」と0秒を入札し、藤井竜王・名人の先手番で運命の対局がスタートした。
最終盤には自身最高値となる驚異の「175bpm」をマーク!こんな記事も読まれています

