今期レギュレーションに引っかかったら、全員入れ替えられる可能性はあるし、1人だけ退団の可能性もあります。いろいろなケースが考えられますが、そんな中で塚本監督が言っていたのは、「チームの負けを願うようになるのだけは絶対やめてください。誰が▲300ポイントでも、誰が+300ポイントでも、それはチームのポイントだからチームが勝つために一丸となってほしい」ということ。そして「圧倒的に勝つことが目標。負けないように守りにいくシーズンにしないでほしい」ということです。
昨期の終盤、僕は出場機会がなかったですが、監督は「できれば使いたい」と思ってくれていたと思います。ただ僕は大事な場面で結果が出せなかったですし、僕はチームメイト全員、仲良しこよしで満遍なく試合に出す必要はないと思っています。
強いやつが出て勝つのがチーム戦だと思っています。監督に技術的に認めてもらっている自負はありますけど、メンタル部分で少しでも不安に思われているのならば、容赦なく「松本は出さない」と選択してもらっていいと思います。それができるのは塚本監督だけですし。
塚本さんは「RTDリーグ」の時代から僕らのことを近くで見てくれていました。そんな塚本さんの監督としての強みは、近くで見てくれていたからこその洞察力だと思います。だからこそ僕は今期、結果を出し、塚本さんに先発として選んでもらえるような麻雀を打ちたいと思います。「次のシーズンは任してください」という話もしました。
―昨期は新たに加入した下石戟さん(BEAST X)、永井孝典さん(EX風林火山)が活躍した。
1年目から勝つことはあると思います。麻雀なので、勝つこともあれば、負けることもある。ただ僕が嫌なのは、結果を出すと、Mリーグの舞台で自信を持って打てるようになることです。毎年僕は「1年目の入ったばかりの選手はぶっ叩こう」と言っているんですけど、「気持ちよく麻雀を打つ前に芽を摘んでおきたい」という理由からです。
今期は永井さん、下石さんに加えて、石井一馬さん(EARTH JETS)も最初から自信を持って打つでしょうね。カメラの前で対局をしても、緊張して牌が押せないことがないと思いますし、すごく厄介だな思います。
ただ、見ている人に「下石、永井、一馬はMリーグでも勝っちゃう人だな」と思わせたくない。そんなにMリーグで結果を出すのは簡単なことじゃないですから。なので、2年目は叩きます。去年はすごく上手くいっていたけど、毎年簡単にいくわけじゃないんだよ、ということを見せつけたいですね。
―個人としての目標は。
バカの一つ覚えみたいに毎回「MVP」と言っているんですけど、MVPの称号が欲しいわけじゃなくて、Mリーガー全員の中で一番勝つことを目標にしているんです。
チームの4人全員が勝つのは相当厳しいと思います。誰かが辛くなった時、自分の貯金で支えることが理想的ですね。ヒーロー願望は全然なくて、去年、自分が助けてもらったから、その借りを返したい気持ちは強いです。チームの中で誰が勝ってもうれしいですけど、個人の目標を聞かれたら、圧倒的に勝つ中で「松本の活躍が大きかったよね」と言われる存在でいたいですね。
30試合出たら30勝するつもりで打ちます。無理してトップを取ろうとしているわけではなく、いつも通り、誰よりも勝ちを目指していますし、今期もMVPを獲るつもりで臨みます。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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