―もう一度基礎からとはいっても、Mリーグで3年間戦ってきた経験がある。
そうなんです。経験が3年分あるので、全くの1年生というわけではない。「1年生の3学期から出る」みたいな感じでいます(笑)。
―今期は個人の目標ポイントも設定して戦うか。
100ポイントは勝ちたいです。3ケタは勝っておきたいですね。基礎ができたからといって、手が入らなければどうしようもない部分もあるので、どうなるかは分かりません。ただ、レギュラーシーズンをしっかり勝ち上がって、セミファイナルへポイントを持っていきたいです。チームに貢献するためにしっかり戦いたいですし、いい内容で、自分らしい麻雀をしたいですね。
―「自我」が出やすいのはどんな局面なのか。
悪い時の方が出やすいですね。手が悪い時です。悪い手から仕掛けていくところなどは技術的な部分だと思います。ただ、自分がシンプルな手で最短距離でアガれる時は、癖も出しづらいですし、出さない方がいいと思っています。
めちゃくちゃ悪い手というより、中途半端な手の時が一番難しいですね。そこでどうするかというところに、自分らしさが出るのかなと思います。
―昨期は3着が10回と、これまでより多かった。
そこにオリジナリティがどう影響していたかは分かりませんが、トップを取れるかもしれない、連対を伸ばせるかもしれないところから3着になった試合が多かったと思います。3着が多かったことはすごくモヤモヤしていました。「私、何していたんだろう」って思っていましたね。
―一方で、昨期は自身初となる女流最高位を獲得した。このタイトルは今後の自分にどんな影響を与えそうか。
後ろ盾ができた感じがします。私がMリーガーになった経緯はトライアウトを経てというところで、実績を加味して選んでもらったわけではありません。何でもない主婦がそこにいるみたいで、格好悪いなと思うところもあったんですよ(笑)。
何もないところからスタートして「女流最高位を取ったぞ」というものができました。もちろん取れたのは、Mリーガーになってみんなにいろいろ教えてもらったからこそでもあります。タイトルを持っていることは一つの説得力にもなりますし、自分にとって後ろ盾になると思っています。
―自身を「バイプレーヤー」と表現してきた立場は、女流最高位となった今も変わらないか。
バイプレーヤー、気に入っているんですけどね(笑)。気に入っているのは私だけみたいで。でも、女流最高位が「バイプレーヤーです」と言っていると、タイトルを目指している他のプロの方に悪い気もするので、そこはちょっと検討します(笑)。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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