【WRC世界ラリー選手権】第11戦 ラリー・パラグアイ(8月27日―30日)
1台ずつ間隔をあけてスタートしタイムを競うラリーでは、前走車を追い越す光景は珍しい。ましてや相手が「9度の世界王者」であればなおさらだ。そんな異例の光景が、WRC(世界ラリー選手権)で発生した。
パンクに見舞われ失速した前走車に後続のマシンが追いつき、猛烈な土埃のなかでオーバーテイクを試みる衝撃的なシーンが話題を呼んでいる。
大会初日のデイ1。SS(スペシャルステージ)2で、トヨタのセバスチャン・オジエのタイヤがパンク。ダメージを負いペースが上がらないオジエに対し、後方からスタートしたヒョンデのアドリアン・フルモーが猛追する。
フルモーの車載カメラには、前方を走るオジエのマシンが巻き上げる土埃が視界を遮るなか、ギリギリまで接近する様子が捉えられている。F1などのレースとは異なり、1台ずつが間隔をあけてステージタイムを競うラリーにおいて、ステージ中に他車を追い抜くシーンはなかなか見られない光景だ。
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