KADOKAWAサクラナイツに昨年加入した阿久津翔太(連盟)。ルーキーながらチームの開幕戦を任され、そこで大トップを飾り活躍を予感させたが、以降はなかなか成績が振るわず、個人成績は32位(▲200.0ポイント)に終わった。苦渋をなめた初めてのMの舞台。2年目は「負けた分プラスしたい」と目標を掲げる。圧倒的な練習量に裏付けされた実力でサクラナイツにポイントをもたらす。
―昨シーズンの振り返りを。
とにかく苦しい、辛いシーズンでした。2024-25シーズンも7位でレギュラーシーズン敗退していますし、そこで選手を入れ替えてからの挑戦の一年でした。そんな中で、苦しい結果に終わってしまったというのは、応援してくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分の1戦目に大きなトップを取れて、気持ち的にはかなり軽くなりましたし、“このまま良い調子でいけたらいいな”と思っていましたが、そこからがきつかったです。
―きつかったというのは、いろいろなパターンが考えられるが、自分はどういう分析をしているか。
ついてなかったというのは当然あると思うんですけれども、変にMリーグルールに合わせようとしすぎて、それが空回りした部分があったかなと思います。
どちらかというとテンパイ効率に寄せすぎたというような感じです。最近は良形を重視したり、めくり合いに強い待ちを作るというのがトレンドになりつつあると思うんですが、僕も最近はそちらに寄せて、打点やアガりやすい待ちを優先するようにしています。
―寄せたみた結果、あまり上手くいかなかったということか。
もともとテンパイ率を重視していて、去年はリーチ率も実際に高かったと思いますが、リーチの成功率がすごく低くて、それが負けに繋がったと思います。不運とも言えるし、もっと精度を高く、良い待ちや打点の高い時にリーチをすれば、負けを減らせたかなという感じです。
―成功率はなかなか上げたくても上がらないもの。そのあたりの折り合いはどのようにつけているか。
山にある枚数の平均自体は、誰かの統計を参考にしたところ、(選手全体の)真ん中ぐらいだったので、かなりリーチしている割に精度が悪いというわけではありませんでした。ただ、極端なんですよ。山にいっぱい待ち牌が残っている時もあれば、逆に1枚しかない時が多かったり。なので、少ない待ちでリーチする頻度をできるだけ減らせるようにしたいですね。もちろんリーチしなくちゃいけない時もありますが、手組みの段階でいい待ちが残りやすいようにすることを、もっと意識した方がいいと思いました。
―4人で戦う団体戦として、実際にやってみてどうだったか。
サクラナイツは月間でトップ回数が1回だけの月が2回ありました。やはりそういった月はどうしても雰囲気が暗くなってしまいます。ただ、それは仕方がないというか、逆に変に明るすぎるのは、むしろ応援してくださっている方やスポンサーさんに対して不自然だと思います。
ただそんな中でも「次はどういう風にしよう」とか「この悪い部分を直そう」などポジティブな修正はできると思います。やれることは積極的にやっていきたいなと感じました。
―サクラナイツに今までにいなかったキャラクターの尻無濱航さん(協会)が加わった。
めちゃくちゃ明るくなりますね。僕も去年チームに入る時に、「チームの雰囲気を良くしたい」と思っていたんですけど、自分はそういうのにあまり向いてないというか(笑)。やろうとしても難しいと思ったんですけど、尻無濱さんはそれを自然にできる人です。例えばスポンサーの方が来た時も、世間話とか自然にできていますし、やはり営業職をやっていた方は違うな、と(笑)。チームの重要な役割を担ってくれると思いました。
練習会も少しずつやっているんですけど、オーソドックスな麻雀を打つタイプだと思います。仲林圭さん(U-NEXT Pirates)に近いタイプなのかなという印象です。
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