「もし秋元強真というスパイスがなかったら、俺も悪運尽きていた」
――まず対戦カード発表会見を終えて、率直にどんな感想を持ちましたか?
青木:RIZINファンにも認知されているんだなと思いましたね。みんなYouTubeを見てるんだなって。
――朝倉未来選手の対戦相手として、もっと外敵的な反応が多いのかなと思っていました。
青木:そこまで気にしてなかったですよ、俺自身は。主催者に会見に呼ばれて、会見場に行って、会見やったみたいな。そのぐらいです。空気を読めないやつが(会見前に)『誰とやるんですか?』とか『本当に朝倉未来とやるんですか?』と聞いてきましたけど、全部シカトしていましたね。こういうことってどこからどう漏れるか分からないんで。近しい人にも言っていなかったですし、あんまりしつこいヤツには『芦澤竜誠とやります』って言ってました。
――RIZINに出ることについて、発表前後で心境の変化はありましたか?
青木:変わらずですね。で、これ以上は仕事を増やしたくない。人によっては朝倉とやった後は桜庭大世とやってほしいと言いますけど、それはちょっと…って感じですよね。RIZINでの世界線は短いものだと思います。
――このタイミングで青木選手がRIZINに戻ってきて、その一発目の相手が朝倉未来選手で、これ以上にインパクトがあるカードは浮かばないですね。
青木:俺自身もこれ以外はないと思うし、“イベント側=RIZIN”としてもこれ以上はないでしょう。俺はそれでいいと思っていますよ。
――言い方を変えればこのタイミングじゃなかったら青木真也vs朝倉未来というカードをやる意味がない。
青木:本当にいいマッチメイクだと思います。そこには秋元強真という要素もあるし。RIZINはSNSマーケティングに長けているじゃないですか。おそらく青木真也と秋元強真が一緒に練習していることが、予想以上にSNSで数字を持っていることに気付いたと思うんですよね。そのエビデンスがあったうえで青木真也vs朝倉未来というマッチメイクが出てきたんだと思います。だから俺は秋元強真に感謝しているんですよ。もし秋元強真というスパイスがなかったら、俺も悪運尽きていたと思うので。
「俺は自分の実力をわきまえていますよ。だから自分のベストを尽くす、それだけなんです」
