2024年1月にプロテストに合格、プロ雀士となって 3年弱でMリーグという大きな舞台に立つことになったセガサミーフェニックス・佐野ひなこ(最高位戦)。ドラフトで指名された瞬間の心境については「私でいいのかな?」と振り返る。しかし、長らく芸能界で活躍している佐野は知名度抜群。Mリーグのスローガンは“この熱狂を外へ”だが、その熱狂を伝えるのにピッタリな人材。大きな M の舞台にも怯まず「自分の個性だけは消さないように」戦う気概だ。
―ドラフト指名をされた瞬間、どういう心境だったのか。
フェニックスのメンバー入れ替え自体に、そもそもビックリしていましたし、かつ、入れ替えのメンバーが私ということで「私でいいのかな?」と、不安な気持ちがありました。
同時に創設初年度から大好きで日課のように見ていた、Mリーグの舞台で戦えるというのは、プロになってからの一つの目標ではあったので、そういう意味ではワクワクしていました。
―プロになる決断を下したのは、Mリーグの存在が要因の一つだったのか。
プロになれたからといって、Mリーガーになれるわけではないので、そこはあまりリンクしていないですが、そもそも麻雀が好きで、その中で Mリーガーのお友だちも増え、所属する最高位戦にもお友だちが増えたことで、Mリーグへの意識は大きくなったと思います。
―忙しいタレント活動の中で、アマチュア雀士時代はどのように鍛錬を積んでいたのか。
家に帰って夜ご飯を食べるというよりかは、家に帰る時間くらいからセットで打っていましたね。
最初の頃は、いつもの固定の4人でセットするのが多かったんですが、Mリーグを見ている中で、 「この選手と打ってみたい」など、ミーハー心が生まれてきました。それから数珠繋ぎではないですが、たくさんの選手を紹介していただいて、M リーガーの方ともセットをするようになりました。
―チームでは醍醐大さん(最高位戦)が佐野さんに麻雀を教えていると聞いた。
教育担当になってくださったみたいです(笑)。醍醐さんが空いている日は、「全部打ちたいです」とお願いしています。スケジュールを提示してくださるので、そこに合わせて勉強させていただいています。後ろで醍醐さんが、ずっと見ていてくださるので、本当にありがたい環境です。
―誰か一人にしっかりと教わる経験は初めてですか。
こんな風に醍醐さんから教わるのは初めてですけど、以前から最高位戦の関係もあって、醍醐さんに麻雀を教わったことがありますし、それこそ、(竹内)元太さんも、「最高位」を獲られる前から、教えてくださいました。いろいろと吸収させていただいた先輩たちです。
―監督でもある茅森早香さん(最高位戦)は「元太は後輩が入ってきて喜んでいる」と言っていた。
そうなんです。新人ハラスメントが多発しているんです(笑)。中1から中2になった瞬間、初めて後輩ができた時の独特の感覚ありますよね。元太さんはそんな感じだと思います(笑)。「君は新人だからね」という、圧をかけるイジリをしてくださいます。
―茅森さんとはどういう関係性か。
さや姉とはチームへの加入が決まってから、セットしてもらっています。すごく歓迎してくださっている感じがうれしいです。「セットはいつもどこでするんですか?」と聞いたら、「あんまりしないよ」と言っていました。そんな貴重な 1回を合わせてくれたんだと思ったら、すごく感謝ですし、これからチームの一員として皆さんに認めてもらえるように頑張っていきたいと思いました。
―ご自身の麻雀を説明するなら、どういう麻雀なのか。
私は自分自身を「杉並の全ツッパ」と名乗っているんですけど、それぐらい参加したい気持ちがあるというか、麻雀を楽しむスタイルです。そういう部分は根本的なベースにはあると思います。
今は先輩たちに指導していただきながら、良い感じに競技性に寄せていくことを目指しています。バランスを合わせている最中なので、そこはちょっとアピールしていこうかなと思っています。
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