「創価学会に対する拒否感から感情的な対立に」わずか7カ月で中道解体、“クラファン1億円”はどうなる?ジャーナリストが舞台裏を解説

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「失敗は許されない」発言からの大惨敗

 野田氏と斉藤氏は1月にABEMA的ニュースショーへ出演していた。その当時の発言から“答え合わせ”をしてみる。野田氏は当時「失敗は許されない」としていたが、結果は「ここまで失敗するのかというほど最悪の状況」だった。

「49議席になった。岡田克也氏や枝野幸男氏レベルの重鎮が少しでも残っていれば、合流の可能性も残ったのではないかと言われている。『地方も参院も一緒にならないと、リベラル勢力がなくなり、国民の選択肢がなくなる』と大所高所から説得する人もいなくなった。小川代表が一生懸命言っても『何言ってんだよ』と反発ばかりで、今回の解体劇につながった」(青山氏)

 野田氏は「排除はしない。我々の理念を理解していればウェルカム」とも話していたが、「全員合流のような形をとったが、基本政策もきっちりつめなかったことが、国民の批判を浴びる結果にもなった」と評価する。

 出身党別に見ると、「公明党は比例に全員回って増やした(24→28議席)が、立憲側は大きく減らした(144→21)。もし、立憲側が多い結果なら、公明党の参院だけ中道に合流する案もあった。だが今、公明だけ増えると、もはや中道が公明党になってしまうため、できなかった。それが分裂の1つの理由になっている」と話す。

 野田氏の発言には「地方議会の人たちが来なかったら、国民政党ではない」といったものもあった。「その通りだが、彼らは自分の選挙を抱えている中で、“中道”になって有権者の批判を浴びるのはかなわない。立憲東京都連の調査(7月末、143人)では8割が『元の党を残せ』と回答した」。

 この現状を青山氏は「立憲の事務局も言っていたが、下の人のいうことを聞いていたら話が進まない。企業同士の合併で、社員ひとり一人に『合併に賛成か』と聞けば、反対が多いだろう。強いリーダーが戦略的に『経営のため』『企業が残るため』と、ある程度強引にやるしかないのに、地方議員にひとつずつ聞き始めた段階で、結論は見えていた。結局、有権者を愚弄する形になった」と批判する。

クラファン1億円の行方は…
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