自分だけのキャパシティでは、もう新しいことは何も思いつかないですね。チームの中のことはいろいろ考えたり、発信したりできますが、Mリーグ全体となると、自分としてはやり尽くしたという気持ちでいます。新しい発信も、単発で出して終わるのでは意味がない。芯が通っていて、長く続けられるものでなければいけないと思っています。
―試合が長くなると、視聴者の負担も大きくなる。
90分くらいがいいと思います。映画1本、それも短い映画1本くらいの。長くてもやっぱり90分なのかなと。それくらいのサイズが見やすくていい。2時間を超えると、印象として「長いな」と思われてしまう。結局は内容だと思いますけどね。逆に早く終わると「あっさり終わってつまらないな」と思うこともある。その辺の曖昧さは、麻雀の魅力の一つだとも思います。
今回の導入が発展的なものなのかどうかは、僕にはまだ分からないです。「急に始めるんだ」とは思いました。これまでいろいろと議論を重ねた結果として、そうなったのであればいいのですが。新しいグッズを作るといった宣伝活動は、いずれ飽きられてしまう。麻雀をプロスポーツとして見てもらうために、Mリーグが本当にどう進化していくのか。その過程をもっと見せるべきだと思います。今はまだ、外から客観的に見ても、ぼんやりしているようには思います。
―昨期は個人でトップ9回。自身の麻雀に変化はあった。
運がなければ麻雀は絶対に勝てません。ただ、乱暴に全部を「運」という言葉で片付けないことも大事だと思っています。麻雀の内容でいえば、序盤からの構えは変わりましたね。その局でうまくいかないかもしれないけれど、「やってみようかな」というところの感覚が大きくなったかもしれない。一局一局の手牌だけを見るのではなく、対局全体の感覚を大事にしています。目の前のことだけではなく、ロマンと現実のバランスですね。僕の言い方だと。
―新加入の佐野ひなこさん(セガサミーフェニックス)とは以前から面識がある。
あります。ドラマの仕事も一緒にしたことがありますし、麻雀に関しても、Mリーグができる前に打ったことはあると思います。こうやって真剣に麻雀をやってくれているのは、ありがたいなと思います。
―先輩Mリーガーとしてアドバイスは。
何もないです(笑)。誰だろうが、それは一緒です。新しく入ってくる人は、チームからの期待も含めて選ばれているわけですから、入ってくる以上はちゃんと盛り上げてほしい。新しい人には、1年目にしかできないことがあると思います。1年目にしかできないことをやって、しっかりMリーグを盛り上げてほしい。選ばれた以上、大きな責任が伴うと思うので、そこは期待したいですね。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
Mリーグ 日程
-
二階堂亜樹
勝又健志 -
鈴木大介
下石戟 -
佐々木寿人
佐々木寿人 -
黒沢咲
瀬戸熊直樹



