「育てることをあきらめなかった」重度知的障がいを伴う自閉症の娘との日常をユーモアたっぷりに発信する母の願い「将来の結衣菜のために」

テレメンタリー
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■涙の「過去」と、結衣菜さんの将来の夢

結衣菜さん(左)由希絵さん(右)
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 この日、由希絵さんはライブ配信で涙ながらに結衣菜さんの幼少期を振り返った。

「自分が当たり前のようにやっていることを、ひとつひとつ練習させていかないと分からない、できない。単純な作業を延々とこの子とやっていかないといけないの?うそでしょ?『この子を地域の小学校に入れたいんだったら、座らせにゃいけんのんで。当たり前にさせにゃいけんのんで』。そりゃそうだ…そりゃそうだよ、そりゃそうだけど、今見て先生。この子どこが座れるん?どんなふうにいすに座れるん?何も話が分からんのんで。どうやって教えるん?無理だって」

「今日の1日が…どれだけの…かーかんと結衣菜の…一歩になったかなって思うとすごく情けないし、先が見えない不安もあるし」

「『由希絵ちゃん本当にすごい』と言われるほどすごくなくて、しっかり落ち込んで、しっかり泣いて、しっかり結衣菜にひどいことを言ってきた母親です。でも1つだけ言えることは、『結衣菜を育てることをあきらめなかった』ただそれだけ、ただそれだけです」

「私でもできるんじゃけん、お母さんも絶対できるで、私も頑張っとるけん、一緒に頑張ろうなって。自分が苦しんで、つらい日々を送ってきた頃に『こんな人がていてくれたらな』っていう人になりたい。願わくば、この内容がちゃんと入ってほしい」

 ある日、由希絵さんは結衣菜さんに将来の夢を聞いた。

「大人になったら何になりたいですか?」由希絵さん
「えっと…えっと…ケーキ屋さん」結衣菜さん
「へー…ケーキ作りたいん?」由希絵さん
「もちろん!」結衣菜さん
「え~!ケーキ屋さんだって、初めて聞いた。だから今、料理頑張っているの?」由希絵さん
「頑張りますわ」結衣菜さん

 そんな結衣菜さんの思いを聞いて、由希絵さんは「この子が働けるところがあるんだろうかって…。ケーキ屋さんになりたいって言ったけど、『そうか、じゃあ頑張ろうね』って言えないのがめちゃくちゃつらいね」と吐露する。

14歳の誕生日ケーキ作りへの挑戦
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