「オッパ、オッパ」と助けを求める声
自宅に向かっていた目撃者A子さんが、バンさんを視界にとらえたのは午後1時31分。その時、歩いてきたパク容疑者と車がすれ違った。車を停めて降りようとしたその時、叫び声が聞こえた。
半ドアの扉を恐怖で閉め直せないまま、後ろの窓から見えたものは「明らかに男の人が女性にダメージを与えているような手の動き」だった。ただ、その手が何を持っていたのかは、わからなかった。
日本語なのか外国語なのかも聞き取れない。悲鳴と怒鳴り声だけだった。「オッパ、オッパ」。韓国語で年上の男性を呼ぶ言葉だ。助けを求める声だった。逃げようと背中に手を伸ばして、振り切ろうとしていた。
「女の人が『ああ』と言って、だんだんと後ろに倒れていく様子が見えた。それと同時に男が走り出したのが見えた。力尽きてその声を最後に一歩も歩けなくなったように見えた」(A子さん)
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