【実録】「僕におびえる君を覚えている」元交際相手・韓国籍男の“執着” 「オッパオッパ」殺害現場には女性の悲鳴が…世田谷ストーカー殺人事件の裁判記録

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事件前日は「下見」、待ち伏せは5時間以上に

 8月31日(事件前日)午前11時前、向かったのはバンさんが翌日入る予定の世田谷区の写真事務所だった。2日前バンさんが交番に駆け込んだ時間帯に、バンさんの自宅でスマホをのぞき見して知った場所だった。

 「9月1日午前11時から午後7時スタジオで撮影」。現場周辺の防犯カメラに15分ほど姿が映っていた。下見だった。

 午後3時40分、「あの人と6時間以上電話しているのをすべて聞いたよ」「なんであの男には僕に隠していたようなことも全て話すのか」とのメッセージ。この夜、バンさんは自宅にいなかった。元夫の家に避難している。

 9月1日午前7時30分ごろ、犯行まで6時間。被告はホテルをチェックアウトし、タクシーで世田谷へ向かう。8時16分、写真スタジオの付近に着いた。バンさんがやってくるまでまだ時間があった。周辺の道を何度も往復する姿が防犯カメラに残る。

 10時38分、「本当に感謝してるし申し訳ないと 僕に聞こえるように言ったことで 君の人間性がわかった」と送信。10時48分、バンさんがタクシーで到着。一緒に降りたのは、元夫だった。

 2人は去年3月に離婚したあとも、仕事のパートナーとして一緒に働いていた。前夜にバンさんが避難したのも元夫の家だ。2人はそろって建物へと入っていった。パク被告は、その関係を知っていた。

 手には、事前に買ったナイフが握られていた。被告の待ち伏せた時間は5時間14分。男はまっすぐ近づいていく。

「オッパ、オッパ」と助けを求める声
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