【実録】「僕におびえる君を覚えている」元交際相手・韓国籍男の“執着” 「オッパオッパ」殺害現場には女性の悲鳴が…世田谷ストーカー殺人事件の裁判記録

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首をまっすぐ一突き、元夫が止血

 男が走り去るのを見てから、A子さんは救急車を呼んでいるか周りに確かめて、自分でも119番をかけている。

 A子さんの視力は裸眼で両目1.0。判決はこの証言を「信用性に問題なし」と評価している。「女の人は別の男性に首のあたりを押さえられ止血されていた」「首から大量の血を流して、倒れていた」。バンさんの首を押さえていたのは元夫だった。

 司法解剖の結果、ナイフはバンさんの首の右の付け根から入った。深さ12.5〜13cm、刃の長さは12.8cm。根元まで入っていた。

 切れていたのは、右の総頸動脈、右の鎖骨下動脈、気管、左の内頸静脈。刃は左の鎖骨の背中側まで達して止まっていた。ほぼまっすぐの一突きだった。

「刃物を意図的に把持するような状況でないと、このようにまっすぐに刃物が刺さるということは起こりにくい」(判決での医師証言)

 バンさんの体に防御創はなかった。午後2時56分、搬送先の病院で、死亡が確認された。40歳だった。

犯行後、被告はすぐさま羽田へ
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