【実録】「僕におびえる君を覚えている」元交際相手・韓国籍男の“執着” 「オッパオッパ」殺害現場には女性の悲鳴が…世田谷ストーカー殺人事件の裁判記録

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日韓の遠距離恋愛、3度目の来日で「別れよう」

 公判では、バンさんの姉による手紙が読まれた。

「ジウォンは4人きょうだいの2番目でした。中学生のころX JAPANを好きになって、留学もせずに日本語を話せるようになりました。やがて東京のファッションの学校に入学が決まりました。プロのデザイナーになる。その夢の第一歩でした。そして自分の会社を興し、成功しました。離婚し、ふさぎ込んだ時期もありました。家族が、とくに母親が支えました。ジウォンは常に困難に立ち向かう、私の大好きな妹です」

 2024年10月、バンさんは7分だけ無料で話せる通話アプリで、年下の男と知り合う。それがパク被告だった。パク被告は韓国にいた。やがて2人はメッセージアプリ「カカオトーク」で連絡を取り合うようになる。

 知り合って半年、交際が始まった。日本と韓国の遠距離だった。パク被告はその年、日本に3回来ている。その3回目が8月23日、泊まったのはバンさんの部屋だった。ここから事件までの9日間が始まる。

 来日から5日後の8月28日夜、食事のあとカラオケ店を出たところで、バンさんがこう切り出した。「今日、別れよう」。そして走ってその場から離れていった。パク被告は「私が怖くなったからだと思う」としたが、被害者参加人弁護士は「それは暴力を恐れたからだ」とみている。

交番に駆け込み「追い出して」
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