交番に駆け込み「追い出して」
しかしその後、パク被告はそのままバンさんの部屋に戻っている。被告が持ったカバンには、バンさんの部屋の鍵とスマートフォンが入っていた。
8月29日午前2時台、バンさんは港区の交番のドアを開けた。「別れ話をしたら彼が怒って、(彼が)部屋の鍵とスマホが入ったかばんを持ったまま、(私は)家に帰ってしまいました。家に帰ったら暴力を振るわれるかもしれない。追い出してほしいんです。2日前にも別れ話をしたらお腹を殴られました」。
左の肩にはあざのような痕が残っていた。ただ双方の言い分が食い違い、客観的な証拠も乏しく、バンさん自身も事件にすることを望まなかった。警察は防犯の指導をして、バンさんを知人の家へ避難させた。
そしてパク被告を警察署に呼び、通訳を介し、「これ以上続けばストーカー規制法違反になる」と口頭で注意した。被告は「直接連絡は取らない」という上申書を出し、帰国を促されている。
警察はバンさんの避難を確かめ、「帰る前に大阪に行きます」というパク被告を東京駅まで送った。実はこの時、バンさんのその後の行動は、すでにパク被告に漏れていた。
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