「年収500万円でもゼロ」若者がブルーカラーを敬遠する理由…AI時代に求められる“かっこよさ”とキャリアの転換

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■「選択肢にすら入らない」若者と親世代の壁

「ウズウズカレッジ」代表の川畑翔太郎氏
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 調査を行った「ウズウズカレッジ」代表の川畑翔太郎氏は、「アメリカでの人気やAI普及の背景から1〜2割は『選択肢に入る』と予想していたが、まさかゼロとは」と想定外の結果に驚きを口にした。

 川畑氏は、若者がブルーカラーを敬遠する要因について、いわゆる「3K(きつい、汚い、臭い)」のイメージに対し、年収500万円では割に合わないと判断されている点を挙げた。さらに、親や周囲からの視線も障壁になっているとし、「なぜ大学を出たのにその仕事やるの? と親や親戚から止められて諦める方もけっこういる」と、社会全体の心証が影響していると分析した。  

 実際にブルーカラーを就職先の候補に入れていないという大学4年生の大山さんは、「高待遇であったとしても、そもそもテーブルの上にすら上がらないのが就活の現状だ」と話す。大山さんの父親は大工であり、幼少期からその姿を見てきた。「体は丈夫な方だったが、無事に家に帰ってこられるかという不安もあった。自分がその立場になった時にキャリアを描けるかと言われると、二つ返事はできない」と胸の内を明かした。  

 また、コラムニストの小原ブラス氏は、過酷な環境で働く姿そのものが若者の敬遠につながっているのではないかと疑問を投げかけた。「高齢になっても暑い外で働くこと自体が嫌なはずだ。海外にはブルーカラーで一時的に稼いでリタイアするキャリアがあるが、日本は職人としてずっと続けることがすごいという感じが良くない。短期でがっぽり稼ぐ職業にすればいいのではないか」と提言した。 

■AI時代がもたらす「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」の逆転
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