「昨日・ドッグラン・楽しい」飼い犬がボタンを押して伝えた? ペットとの会話は可能か、思い込みか…「犬の能力は過小評価」“フォロワー12万超”天才ボーダーコリーの飼い主が語るポテンシャル

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■犬はどこまで言葉を理解しているのか

犬の言語能力に関する主な研究
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 科学的な研究においても、犬の言語能力の高さは近年注目されている。高岡氏によれば、2011年にはボーダーコリーのチェイサーという犬が1000以上のおもちゃの名前を覚えたことが有名な研究として発表された。そして2026年の最新研究では、言葉の習得が得意な一部の犬が、飼い主から直接教わらなくても人間同士の会話を観察するだけで新しいおもちゃの名前を覚えられることが示された。「犬が言葉を覚えるやり方が、まるで人の子どもの1歳半ぐらいの言葉の覚え方に似ているというところがすごく重要」だと高岡氏は説明する。

 ルークパパ氏は、ボタンによるコミュニケーションを通じて、これまで気づかなかった犬の意思を知ることになったと語る。「散歩はみんな喜ぶものだと思っていたが、トーキングボタンを使うようになってから、(ルークは)散歩が実はそんなに好きじゃないとわかった」と明かす。散歩に誘うと「明日」や「後で」、あるいは「暑い」「寒い」といったボタンで断ってくることもあるという。さらに、「仕事で忙しく遊んであげられない時に『後で』と言い続けていると、そのうち『怒る』というボタンを押してくる」とも述べた。

 一方でルークパパ氏自身も、「思い込みも確かにあるとは思う。ただ、ボタンを使って言葉で返されると逃げようがない」と語る。ボタンを通じたやり取りによって、ルークくんの意思を以前より具体的に受け止めるようになったという。

 また高岡氏は、「犬は人の目線やボディーランゲージを柔軟によく読み取って反応している一方、人間が犬の感情を正確に理解できているとは限らないと指摘。「犬が笑っているというスマイルの表情は、リラックスしている時だけでなく、ストレスを感じている時や怖い時にも出る表情。それを人間が誤解してしまうことがある」と述べた。しっぽの動きについても「上がっているからといって必ずしもすごく喜んでいる時ばかりではない。体全体を見て状況も合わせて理解することが重要だ」と語った。

■「犬の能力は過小評価されている」——ルークパパの確信と専門家の提言
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