■代替わりがもたらす「チャレンジ精神」と新しい仕組みの導入
一方で、事業を継いだ女性後継者たちは、経営に新たな風を吹き込んでいる。女性が会社を受け継いだ場合に実施した取り組みとして、業務改善、デジタル化・DX推進、人材育成、働き方改革などが挙げられる。
女性トップ就任を機に社内改革が進む傾向について、滝川氏は「これは必然で、代替わりするということは、今の時代に合っていないところへメスを入れやすい。新陳代謝が起こらないと組織は固定観念に縛られ、前例踏襲に左右されてしまう。しかし、代が変わることで新しい仕組みを導入しやすくなる」と意義を語る。
さらに、特に女性の場合は「親の世代と同じやり方をしていたら、足りていないところを指摘されるのは目に見えている。それなら根本的にやり方を変えてみよう、新しいことを試してみようという発想になりやすい。新しいことに挑戦して失敗するリスクを大きく見積もるよりも、どうせ同じようにやっても文句を言われるならやってしまえというチャレンジ精神が作用しやすい」と、前向きな姿勢を評価した。
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