ライト級戦線は「戦国時代」に突入か
ストライカーの宇佐美と無理に打ち合わず、宇佐美の打撃に合わせて組みついてグラウンドに持ち込む。グラウンドでも時間を使いながら、宇佐美をきっちりと寝かせた上でフィニッシュする。会場大爆発のKO劇は堀江のMMAスキルと冷静な試合運びによるものだった。
堀江が戦うRIZINライト級は長らくホベルト・サトシ・ソウザが王者に君臨していたが、昨年大晦日にイルホム・ノジモフがサトシをKOして王座が交代。そのノジモフも今年5月にルイス・グスタボにKO負けし、現在はグスタボがベルトを保持している。日本人では堀江と野村駿太の2トップに加え、フェザー級で戦ってきた朝倉未来も9月の超RIZIN.5でライト級の青木真也をKOし、ライト級での王座獲りにも興味を示しており、サトシの一強時代から一転、戦国時代に突入している。
RIZINの榊󠄀原信行CEOは試合後の総括で「ライト級はグスタボがチャンピオンで、怪我しているけどノジモフもいるし、サトシもいる。朝倉未来も(ファンが)見たい相手がいれば、ライト級でもフェザー級でもどっちでもやると言っていて、未来とは大晦日に向けてどうするのかを話したい。今日の堀江の勝利を受けて、堀江にどんな相手を用意するのか。野村もいるし、選手の意向も聞きながら、頭を悩ませながらカード編成を進めたい」と大晦日に向けたライト級のマッチメイクについて語った。
堀江自身は「試合前から身体がボロボロなところもあるんですけど、大晦日に試合をしたい気持ちを持ちながらやっていきたい」と話し、大晦日登場はコンディション次第になるとしているが、この日の激勝からも分かる通り、堀江がライト級の主役の一人であることは間違いない。
©︎RIZIN FF
文/中村拓己
こんな記事も読まれています



